この記事は、エクセルで関数を使って割り算をする方法のまとめ記事です。
基本の方法から数字を丸めたり、関数を使って商・余りを算出する方法について学習しましょう。
エクセルで割り算をする基本の方法
まずはエクセルで割り算をするときの超基本のやり方です。
エクセルで割り算をするときにはスラッシュ(/)の記号を使う、これが一番重要ですのでまずは覚えましょう。
下記のように簡単に計算することができます。
直接入力でなく、セルの参照を使用して計算することもできます。
関連記事:【関数も紹介】エクセルで割り算をする方法とパーセント表示
エクセル関数で割り算!商・余りを求めるには?
割り算に関係するエクセルの関数としては、下記の2つがあります。
ポイント
- QUOTIENT関数:数値を割ったとき商の整数部を返してくれる関数
- MOD関数:数値を割ったとき余りを返してくれる関数
それぞれ、引数に割る数・割られる数を指定することで結果を得ることができます。
関連記事:【エクセル】関数を使って割り算の商・余りを求めよう
割り算で便利!結果の切り捨て・切り上げ・四捨五入
割り算の結果は整数で割り切れず、少数点になってしまうことが多くあります。
こんなとき、少数点ではなく数値を丸めて整数にしたいことがありまよね?
例えば2.5を切り上げて3、8.2を切り捨てて8とかです。
数値を丸める(四捨五入・切り捨て・切り上げ)ことのできる関数があり、割り算で使うと非常に便利なので紹介します。
ポイント
- ROUNDDOWN関数:数値を切り捨てすることのできる関数
- ROUNDUP関数:数値を切り上げすることのできる関数
- ROUND関数:数値を四捨五入することのできる関数
あえて割り切れない10割る3を例にすると、下記のように数値を丸めることができます。
数式は下記のようになります。
どの関数も引数の指定方法は同じなので、簡単に使うことができます。
関連記事:【エクセル】関数を使って割り算の結果を切り捨て・切り上げ!