プロフィール

こんにちは!「1日5分!スキマで学べる☆見るだけエクセル塾」代表のいしはらゆうとと申します。

私は、

  • 何となく業務でパソコンを使っているけれどどうも使いこなせていない・・・
  • もっと効率的な方法があるのは分かっているのにどうやって学べば良いか分からない・・・

といった方向けに情報発信及び講座を実施しています。

現場を大事にするエクセルのプロです!

パソコンスキル習得のための本や教室は多くありますが、皆さんはどのようなことを実現されたいのでしょうか?

ITの資格をとりたい?

エクセルの関数マスターになりたい?

違いますよね、「とにかく最短で実務に役に立つ方法を学びたい」ですよね。

しかし残念ながら、本などの知識は必ずしも実務の現場で使えるとは限りません。それは多くの場合、現場から離れた立場で書かれたものだからです。

私は今も営業現場を中心に日々、自分自身そしてチームの業務改善に取り組んでいます。

「こんなデータ抽出がしたいのですが、何か良い方法はないですか?」そんな小さな声の積み重ねを頂くことで、すぐに実務で役に立つスキルをノウハウ化することができています。

しかし私も以前はパソコンが使いこなせず苦労したことがあります、その辺りを少しお話させてください。

パソコンが使いこなせず、残業続き・・・

私は新入社員として入社した当時、パソコンを使いこなしているとは言えませんでした。

製造業の営業職だったのですが、先輩が複雑な関数を組んでいるエクセルファイルを理解できなかったり、エクセルの「シート」の概念が分かっておらず別シートに記載された重要な情報を見落としたりと散々でした・・・

そんな私が仕事をバリバリこなせるはずもなく、パソコン操作に苦戦している間に納期をつめられ仕事は溜まる一方。22時に会社を出ることができればマシな方、というような状態でした。

毎日ビクビクしながら出社をし続けていましたが、数ヶ月で「使えない」人材認定され部署異動に。

まさかのITシステム部門へ異動

異動先はまさかのITシステム部門

なぜシステム部門?とは思いましたが、消去法でそのようになったのだということが分かりました。

当時私が勤めていた会社のITシステム部門の人材は大きく、

  • プログラミング等ができるスペシャリスト
  • パソコンの設定などを行う作業者

に分かれており、当然何のスキルもない自分は後者として配属されたというわけです。

猛勉強の日々・・・

作業者とはいっても、慣れないパソコンのセッティングもしなければなりませんし各部署からは色々な問い合わせが入るため、分からないながらシステムのプロとして対応をしなければなりません。

  • 何もしていないのにパソコンが動かなくなったんだけれど・・・
  • エクセルの関数を教えてほしい
  • 動作が重たい、どうにかして!

などなど、始めの頃はわけも分からず良くない対応をしてしまい、怒られることもよくありました。

結果的にパソコンスキルを勉強せざるを得ない状況になったため、1つ1つの問い合わせを先輩にきいたり自分で調べたり、本で勉強したりと毎日勉強を続けました。

そうしてある程度人に教えることができるくらいにはパソコンを使えるようになり、ITの面白みも分かってきて「応用情報技術者」という家資格を取得したりパソコンを自作できるようにまでなりました。

「ありがとう」をもらえる喜び

自分のスキルアップとともに何より嬉しかったのは、パソコンの問題を解決したりエクセルの効率化方法を教えたりすることで感謝の言葉を頂けるようになったことです。

そうしたことをきっかけに、私はエクセルスキルの習得を中心とした、実務ですぐに役に立つ講座をコツコツと開催しこれまで50名以上の方々に受講頂きました。

問題演習形式で、独学では分かりにくい部分を短期間で習得できるため多くの方に感謝のお言葉を頂き、自分の学んできたことをお役に立てる形でご提供できることに益々喜びを感じるようになりました。

しかし、講座を実施していく中で私は1つの特徴に気づき問題意識を感じるようになりました。

時代はIT化、でも会社は何もしてくれない?

気づきというのは、講座を受講頂く方は40代以上の方が多いということでした。

私の講座は、「もっと効率良い方法があるはずなのに分からずモヤモヤしている」ような方を対象としていました。ではなぜ40代以上の方がそのような気持ちを抱かれているのでしょうか?

それには日本におけるIT化と教育の事情があります。

日本でIT化が進んできたのが大体1995年~2000年辺りからです。現在30代の方が、小学生~中学生くらいから徐々にパソコンが家庭に浸透していったイメージです。

その頃から学校でもパソコンの授業などが取り入れられるようになってきたため、20代以下の方はもちろんですが、30代の方もギリギリ学生の内にIT教育を受けることができているのです。

その頃から学校でもパソコンの授業などが取り入れられるようになってきたため、20代以下の方はもちろんですが、30代の方もギリギリ学生の内にIT教育を受けることができているのです。

また、最近では入社時にITの研修が準備されていることも多いです。

・・・でも40代以上の方は?

40代以上の方は会社に勤め始めてからIT化が推進されたため、学生のときにしっかりとした教育も受けていない中、研修も無しにいきなり「パソコンを使え」「エクセルを使え」と言われたような状況です。

それではITが元々好きでない限り、パソコンスキルに苦手意識をもつのも無理はありません。

  • さくさく関数を使いこなせる人はうらやましいなあ・・・
  • もっと時短できる方法がありそうなのになあ・・・

自分のせいで無いのに、本当はそれほど難しいことではないのに、日々の業務でそんな風に思うのはとっても勿体ないことだと感じます。

スキルを活用すれば、1日作業が1時間で終わることも

私が営業として携わっていた業務で、顧客とエクセルの表をやりとりしなければならない案件がありました。

顧客から発行される受発注のエクセル表を社内向けのフォームに落とし込むために特定の行をコピーして貼り付け、指定の条件を基に色をつけて罫線を変更し、数値計算した結果をまた別シートに貼りつけて・・・

その作業は繰り返し処理が多いのですが、量が膨大なためアシスタントの方が2人がかりで1日かけて行っていました。

「絶対にもっと効率化できる」そう思った私は1つ1つの作業で何をしているのかを洗い出し、プログラミングすることで作業をマクロ化しました。

するとどうでしょう、なんと2人で1日かけて行っていた作業を1人1時間で終わらすことができるようになったのです!

これは非常にうまくいった例ですが、毎日の業務でも関数を組めばチェックが一瞬になる・ピボットテーブルを使えば一瞬で集計できるといったことなど、見直すことのできるポイントはいくらでもあります。

ただ、「知っている」か「知らない」かだけの違いです。

ITが苦手な人でも最短で実務につながるスキルを学ぶことのできる環境を提供したい!

長々と書いてきましたが、私は今までの経験から、特にITに苦手意識をもっている方々にスキマ時間で実務につながるスキルを身につけて頂きたいという思いをもってこの「見るだけエクセル塾」を運営しています。

教室に通ったり、本で勉強して分からないところをきくことができない、といった時間のかかる方法ではなく、通勤時間でもどこでも気軽にスキルを身につけて頂き、さらに自信をもって業務に取り組んで頂けることを切に願っております。